『VIVANT』第2シーズンで再登場したアリ・カーン。シーズン1でも重要人物だったアリですが、VIVANT2では「アリが怪しい」と感じる場面がいくつも描かれています。
特に第12話では、乃木から再び激しい尋問を受けた直後にもかかわらず、驚くほど協力的な態度を見せていました。
さらに、ジャミーンがバルカへ戻る話になった瞬間、アリが「ダメです!」と声を荒らげた場面も気になりますよね。
VIVANT2でアリが怪しいのは、何か重大な事実を知っているからなのでしょうか。
そこで当記事では、VIVANT2でアリが怪しいといわれる理由を中心に、第12話で見せた不可解な言動やアリの正体について考察していきます。
- VIVANT2でアリが怪しいといわれる理由
- 第12話で乃木に協力したアリの真意
- ジャミーンのバルカ帰国を止めた理由
- アリが知っている可能性があるバルカの危機
VIVANT2のアリが怪しい理由は?12話の違和感を考察
結論からいうと、VIVANT2でアリが怪しいのは、乃木さんへの不自然なほど協力的な態度と、バルカについて何かを隠しているような反応が描かれているためです。
特に第12話では、拷問を受けた直後の会食と、ジャミーンさんの話題で突然声を荒らげるという2つの違和感がありました。
アリさんは単純に乃木へ屈服したのではなく、すでに新たな脅威を察知していた可能性も考えられます。
拷問直後なのに乃木へ協力的すぎる
VIVANT2でアリさんが怪しいと感じる大きな理由が、乃木から拷問を受けた後の態度です。
第12話では乃木がアリさんを拘束し、AIによるポリグラフを使って新庄について尋問しました。
しかも乃木は、虚言と判断された場合には家族の命を奪うとまで告げています。
シーズン1でも家族を人質にされたアリにとって、思い出したくもない経験だったはずです。
ところが拘束を解かれた後、アリは乃木やドラムと何事もなかったように会食し、新庄に関する情報まで積極的に提供しました。
さらに移動の手配にも協力しており、先ほどまで命を脅かされていた人物の態度とは思えないほど自然です。
アリはテント崩壊後も情報の世界で生きていた人物です。
そのため私は、乃木を敵に回すより協力関係を築いたほうが自分や家族を守れると判断した可能性があると考えています。
単なる服従ではなく、情報を渡して自分の価値を示す生存戦略だったのかもしれませんね。
ジャミーンのバルカ帰国に「ダメです!」と反応
アリの怪しさをさらに強めたのが、ジャミーンについて話していた場面です。
乃木からジャミーンが日本で手術を受け、元気に暮らしていると聞いたアリは「本当に良かった」と安心した様子を見せていました。
ところが乃木が、現在ならバルカでも安心して暮らせそうだという趣旨の話をすると、アリは突然「ダメです!」と強い口調で否定します。
それまで落ち着いて会話していただけに、明らかに異質な反応でした。
さらに気になるのは、その直後にアリが態度を取り繕ったことです。
「日本は安全だから」という趣旨の説明をしていますが、単純に日本のほうが安全だと思っているだけなら、最初から冷静に説明できたはずですよね。

思わず強い言葉が出てしまったのは、ジャミーンをバルカへ戻してはいけない具体的な理由を知っていたからではないでしょうか。
アリの一瞬の表情と発言は、第12話の重要な伏線だったと考えられます。
アリはバルカの新たな危機を知っている可能性
アリがジャミーンの帰国を強く止めた理由として考えられるのが、バルカで新たな危機が起きることを事前に把握していた可能性です。
その後の物語では、新たな勢力「シンシー」の存在が浮上しています。
シンシーはバルカにあるテントの孤児院とも無関係ではなく、テント崩壊後のバルカが再び大きな争いに巻き込まれる可能性が見えてきました。
情報に精通しているアリなら、乃木たちより早い段階で不穏な動きをつかんでいたとしても不思議ではありません。
そう考えると、第12話の「ダメです!」はジャミーンを本気で心配したからこそ出た言葉とも解釈できます。
アリ自身が新たな裏切り者というより、危険を知りながら乃木にはすべてを話していないという意味で怪しい人物なのかもしれません。
テント時代からアリは洞察力と情報収集能力に優れた人物として描かれてきました。
VIVANT2でも単なる情報提供役ではなく、シンシーやバルカをめぐる今後の展開を左右するキーパーソンになる可能性がありそうですね。
VIVANTのアリとは何者?何人なのかも解説
アリは、バルカ共和国を拠点としていた組織「テント」の元日本担当幹部です。
表向きはGFL社の代表を務めていましたが、裏ではテントのモニターとして活動していました。
シーズン1から乃木憂助さんと深く関わっており、VIVANT2でも物語を動かす重要人物として再登場しています。
ここではアリの正体と、アリ役を演じる俳優について整理します。
アリはテントの元日本担当幹部
アリはバルカ共和国に関係する人物で、テントでは日本を担当する幹部として活動していました。
表向きはインフラ設備会社GFL社の代表という立場を持ち、社会的な地位を利用しながらテントの活動に関わっていた人物です。
また、モンゴル語だけでなく日本語やロシア語を使いこなすなど、アリさんは語学力や洞察力にも優れた人物として描かれています。
シーズン1では乃木の中に別人格「F」が存在することにも気づいており、相手を観察する能力の高さがうかがえました。
VIVANT2でも情報収集能力の高さは健在です。
テントが事実上崩壊した後も新庄の動向に関する情報を持っていたことから、独自の情報網を維持していると考えられます。
そのためアリは、単なる過去作からの再登場人物ではなさそうです。

シンシーをはじめとする新たな勢力が動く中、誰よりも早く危険を察知できる存在として再び重要な役割を担う可能性がありますね。
アリ役は俳優の山中崇
アリ役を演じているのは、俳優の山中崇さんです。
山中崇さんは1978年3月18日生まれの東京都出身で、『深夜食堂』『ごちそうさん』『ちむどんどん』など数多くのドラマや映画に出演しています。(出典:有限会社ザズウ)
『VIVANT』では、テントの幹部としての緊張感や、家族を人質に取られた際の壮絶な感情表現が大きな注目を集めました。
VIVANT2でも第12話の乃木さんとの尋問シーンが印象的で、アリさんの恐怖や動揺を細かな表情で表現する演技が物語への没入感を高めています。
一方、山中崇さん本人は劇中のアリとはかなり印象が異なります。
第12話放送後に朝の情報番組へ出演した際には、ヒゲを薄くした姿が披露され、ドラマとのギャップも話題になりました。
アリの怪しさを視聴者に感じさせながら、何を考えているのか簡単には読み取らせない演技も見どころです。

今後の展開を見る際には、アリのセリフだけでなく山中崇さんの表情にも注目したいですね。
VIVANTでアリの家族は死亡した?なぜ殺さないのか
シーズン1では、乃木さんによってアリの家族が次々と高所から落とされる衝撃的な場面がありました。
しかし、アリの家族は死亡していません。
さらに、テントの情報を漏らしたアリ自身もベキから粛清されませんでした。
VIVANT2でアリが再登場するまでの経緯を理解するためにも、シーズン1の出来事を振り返っておきましょう。
アリの家族の死亡は乃木による偽装だった
シーズン1で乃木と黒須は、テントの情報を聞き出すためにアリを拘束しました。
アリが口を割らなかったため、乃木は母親や妻、娘たちを人質にして、首にロープをかけた状態で高所から落とすという壮絶な尋問を行います。
家族が次々と死亡したように見えたことで、アリは精神的に追い詰められ、最終的にテントの最高指導者がベキであることを明かしました。
しかし、実際には家族の体にワイヤーが取り付けられており、死亡したように見せかけていただけでした。
つまり、検索されている「VIVANTでアリの家族が死亡した」という認識は、劇中で乃木が仕掛けた偽装によるものです。
アリの家族は無事に生存していました。
とはいえ、アリ本人には本当に家族が殺されたと思わせているため、精神的なダメージは相当大きかったはずです。
VIVANT2で再び家族を盾に尋問された際に強い恐怖を見せたのも、過去の経験があったからでしょう。
ベキがアリを殺さなかった理由
アリは乃木の尋問によって、テントの最高指導者がベキさんであることを明かしています。
本来なら組織の秘密を漏らした裏切り者として粛清されてもおかしくありませんが、ベキはアリを殺しませんでした。
理由として大きいのは、アリが極限状態でも最後までベキさんを守ろうとしたことです。
シーズン1第8話では、ベキがアリについて、家族を犠牲にされても自分を守ったという趣旨の発言をしています。
アリは最初から簡単に情報を漏らしたわけではありません。
家族が次々と殺されたと思い込むほど追い詰められ、それでも抵抗した末にベキの存在を明かしています。
その忠誠心をベキも理解していたのでしょう。
乃木が家族を実際には殺していなかったことも重要です。
アリはその後、乃木の計らいによって家族と国外へ逃れることになります。

敵対関係でありながら完全には切れない乃木さんとの複雑な関係が、VIVANT2で再び描かれているわけですね。
VIVANTのアリの逃亡先はどこ?キプロスにいた理由を考察
アリの逃亡先については、シーズン1とVIVANT2で状況が変化しています。
シーズン1では家族とともにベネズエラへ逃れたとされていましたが、VIVANT2ではキプロスにいることが判明しました。
なぜ安全な逃亡生活を送っていたはずのアリがキプロスにいたのでしょうか。
明確な理由はまだ断定できないため、劇中の描写から考えてみます。
シーズン1ではベネズエラへ逃亡
シーズン1でテントの情報を明かしたアリは、そのままバルカに残れば身の危険が及ぶ可能性がありました。
そこで乃木は、アリさんと家族を国外へ逃がしています。
逃亡先となったのは南米ベネズエラの首都カラカスです。
乃木がアリの家族を本当に殺したわけではなかったため、一家は再び一緒に暮らせる状態になりました。
シーズン1だけを見れば、アリはテントから離れ、家族とともに新たな生活を始めたと考えられます。
そのためVIVANT2で突然キプロスに現れたこと自体が、視聴者にとって大きな違和感となりました。

単純に生活拠点を移した可能性もありますが、アリが持つ情報とVIVANT2での行動を考えると、何らかの目的を持ってキプロスに滞在していた可能性もありそうですね。
12話でキプロスにいた理由は情報収集のため?
VIVANT2でアリがいたキプロスは、欧州や中東に近い位置にあります。
アリはもともとテントの幹部として国際的な情報に触れてきた人物なので、テント崩壊後も情報に関わる活動を続けていた可能性があります。
第12話では新庄に関する情報を持っていただけでなく、乃木たちの移動にも協力しました。
こうした行動を見ると、アリは現在も独自の情報ネットワークを利用できる立場にいると考えるのが自然でしょう。
また、ジャミーンをバルカへ戻すことに強く反応した点から、バルカ周辺で進んでいる危険な動きを把握していた可能性もあります。
キプロス滞在が情報収集と直接関係しているかについては、現時点では考察の域を出ません。
ただし、VIVANT2ではシンシーという新たな勢力も登場しています。
アリがキプロスで何をしていたのかが明かされれば、第12話で見せた怪しい言動の理由もさらに見えてくるかもしれませんね。
VIVANT2の新庄とアリの関係は?
VIVANT2で乃木がアリさんを訪ねた大きな目的は、新庄の情報を得ることでした。
新庄は公安に所属しながら、テントのモニターとして活動していた人物です。
そして新庄さんがテントと関係を持つきっかけには、アリが深く関わっていました。
第12話の尋問によって、2人の過去と国外逃亡をめぐる関係が改めて浮かび上がります。
アリが新庄をテントのモニターに引き入れた
新庄は警視庁公安部の捜査官として野崎さんのもとで活動していましたが、裏ではテントのモニターでもありました。
そしてVIVANT2第12話では、新庄をテントのモニターへ引き入れた人物がアリだったことが語られています。
公安内部の人間を協力者にできれば、テントにとって日本国内の情報を得る大きな武器になります。

日本担当だったアリが新庄と接触していたのも、組織内で担っていた役割を考えれば納得できますね。
一方で、この事実はアリがテント崩壊後も新庄と一定のつながりを持っていた可能性を示します。
乃木がアリを拘束してまで情報を聞き出そうとしたのも、過去の関係を把握していたからでしょう。
ただし、アリは別班員の拉致事件そのものへの関与については否定しています。
新庄とつながっていたことと、VIVANT2で起きた一連の事件に直接関与していることは分けて考える必要がありそうですね。
アリは新庄の国外逃亡にも協力していた
第12話の尋問では、アリが新庄さんの国外逃亡にも協力していたことが明らかになりました。
新庄は飛行機の操縦ライセンスを取得しており、自らプライベートジェットを操縦して日本から逃亡しています。
アリは新庄の逃亡に関する情報を乃木へ提供し、その後の追跡につながる重要な手がかりを渡しました。
つまり、新庄の逃亡を助けた一方で、後から乃木にも情報を提供しているという複雑な立場にあります。
一見すると節操がないようにも見えますが、アリは家族を守りながら危険な世界を生き延びなければなりません。
テントがなくなった以上、かつての仲間だけに忠誠を尽くすことが最善とは限らないでしょう。
新庄との関係を隠し続けるより、乃木へ必要な情報を渡して自分の有用性を示したとも考えられます。
VIVANT2でアリが怪しいと感じるのは、味方と敵を単純に分けられない立ち回りにも理由がありそうですね。
VIVANT2の裏切り者とアリはつながっている?
VIVANT2では新庄だけでなく、野崎さんにも裏切りの疑惑が浮上しました。
しかし物語が進むにつれ、野崎さんの行動には別の目的があることが明らかになっています。
アリと野崎さんが直接共謀している事実は確認されていません。
ただし、2人の行動を追うと、新たな勢力シンシーとバルカをめぐる危機へつながっていく点が気になります。
野崎の裏切りはシンシーへの潜入捜査だった
野崎さんは別班の情報を外部へ流し、海外へ逃亡したことで大きな裏切り者のように描かれました。
長く乃木と行動してきた人物だけに、本当に敵側へ寝返ったのか気になった人も多かったのではないでしょうか。
しかし第15話では、公安部長の佐野さんへの尋問を通じて、野崎さんが極秘の潜入捜査を行っていることが明らかになります。
表面的な裏切りは、新たな組織シンシーへ入り込むための行動だったというわけです。
野崎さんが接触したシンシーは、VIVANT2における新たな脅威として存在感を増しています。
別班員の拉致やバルカをめぐる動きもあり、シーズン1のテントとは異なる巨大な構図が見え始めています。
そのためVIVANT2の「裏切り者」は、誰が味方で誰が敵なのかを表面的な行動だけでは判断できません。
アリについても同様で、怪しい行動だけを理由に敵だと決めつけるのは早いでしょう。
アリの怪しい言動とシンシーの脅威はつながる?
アリとシンシーが直接つながっていると断定できる描写はありません。
しかし、第12話でジャミーンのバルカ帰国に強く反対した場面と、その後に明らかになったシンシーの動きを重ねると、無関係とは考えにくいところです。
特にアリさんはテントの元幹部であり、現在も国際的な情報を入手できる可能性があります。
シンシーがバルカ周辺で動き始めていることを早い段階で察知していたため、ジャミーンを危険な場所へ戻したくなかったとも考えられます。
この考察が正しければ、VIVANT2でアリが怪しい理由は「敵だから」ではありません。
危険を知っているのに、乃木へすべてを説明していないことこそが違和感の正体になります。
野崎さんも敵に見える行動を取りながら、実際には潜入捜査を続けていました。
アリについても表面的な言動とは別の目的が隠されている可能性があり、今後どこまで真相を明かすのか注目です。
VIVANT2のアリが怪しい理由まとめ
当記事では、VIVANT2でアリが怪しいといわれる理由や、第12話で見せた不可解な言動について紹介しました。
アリは乃木さんから再び激しい尋問を受けたにもかかわらず、その直後から新庄さんの情報提供や移動の手配まで行っています。
また、ジャミーンがバルカへ戻る話になると「ダメです!」と強く反応しました。
後にシンシーの存在やバルカをめぐる危険が浮上したことを考えると、アリは早い段階から何らかの脅威を知っていた可能性があります。
シーズン1でアリの家族は死亡しておらず、ベキからも粛清されませんでした。
新庄をテントへ引き入れ、国外逃亡にも関わった過去を持つ一方、現在は乃木さんにも協力しています。
つまりVIVANT2でアリが怪しいのは、単純な裏切り者だからではなく、重要な情報を握りながら本心や目的をすべて明かしていないように見えるからでしょう。
アリの言動が今後どんな伏線につながるのか注目したいですね。


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